【保存版】Fund of the year 2020に選出された投資信託銘柄ランキングTOP10を徹底解説します。

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読者さんの悩み

「投資信託を始めようと思っているが何を選んでいいかわからない・・・」
「みんなが選んでいる人気の投資信託が知りたい!」

こんな悩みを解決します。

記事の信頼性

ゆっぴ
ゆっぴ
この記事を書いている僕は、大手企業でエンジニアとして働きながら株式投資を始めて1年半。
初期投資は13万円からスタート、現在+59万円。
損益評価率は189%越え(平均は5%前後)の株オタクです
投資成績→+59万円

読者さんへの前置きメッセージ

本記事は、「投資信託を始めたいけど、銘柄がありすぎて選べない。」
という方向けに書いています。

この記事を読むことで、
【投資信託への投資をしている自分】
をイメージできるようになると思います。

画面を見ながら落ち着いて進めていくと、
自分に合った投資信託の銘柄がわかるので、ぜひ最後までじっくり読んでください。

「投信ブロガーが選んだFund of the year 2020」とは?

今回は「投信ブロガーが選んだFund of the year 2020」の銘柄と、その特徴を紹介していきます!

まずはじめに、投資信託のことを英語で「ファンド(Fund)」と言います。
どうして投信ブロガーの方が選ぶファンドが参考になるのでしょうか?

投票されたブロガーの方たちは、「日頃から、情報収集への労力を惜しまないマネーリテラシーの高い方たち」です。

でもあくまで、一般投資家である彼らは、僕たちと近い感覚を持っているといえます。

そんな彼らが投資信託を購入するときに
「どこに着目しているのか?」「なにに気をつけているのか?」
を理解することで、私たちの銘柄選びのヒントになるはずです!

いまや日本国内で設定運用されているファンドの本数は、6000本を超えています!
投資を始めたばかりの方や、これから始める方は絶対に悩んでしまいますよね。
慎重に選ばなければ、‟リターンに見合わない高い手数料“を払わされてしまう可能性もあります。

でも、それらを厳選するためには膨大な労力と時間が必要です。
労力と時間・・・考えただけで、嫌になりますよね?

そんなあなたの代わりに、マネーリテラシーの高い方達が、
時間と労力をかけて選んでくれたのが、この「Fund of the year 2020」です!

まずは、ファンドの種類やそれぞれの特徴について学んでいきましょう!

ファンドの種類


ファンドの種類は大きく分けて2つあります。

①インデックスファンド

インデックスとは市場の動きを示す指数のことです。

日本で有名なのは日経平均株価やTOPIX、米国ではダウ平均指数やS&P500が有名ですね。

「市場指数に連動した平均点をとって運用しますよ!」
と、宣言しているものこそがインデックスファンドです。
低コストで分散投資ができ、初心者にオススメな投資商品といえます。

②アクティブファンド

アクティブファンドは、市場平均指数(インデックス)よりも優れた投資成果を狙って運用されているものです。
その名の通り、市場平均に負けないようアクティブ(積極的)に運用していく、ということですね。

ファンドマネージャーと呼ばれる投資のプロの人たちが自分たちで厳選した銘柄に投資をして運用されています。
インデックスファンド以上の利益が期待できる分、人の手で運用する労力が掛かるため、手数料がやや高く、リスクも大きくなるのが特徴です。

これで2つのファンドの大きな違いは理解できましたね!

以上を踏まえた上で、Fund of the year 2020に選出された上位10銘柄をランキング順に見ていきましょう!

上位10銘柄

  • 第1位 eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
  • 第2位 ニッセイ外国株式インデックスファンド
  • 第3位 バンガード・トータル・ワールドストックETF(VT)
  • 第4位 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
  • 第5位 ひふみ投信
  • 第6位 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
  • 第7位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックスファンド
  • 第8位 eMAXIS Slim 全世界株式(日本を除く)
  • 第9位 eMAXIS Slim S&P500バランスファンド
  • 第10位 農林中金パートナーズ長期厳選投資おおぶね

第1位 eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)

昨年に引き続きの人気1位で、見事2連覇達成をしたファンドです!!このファンドを買うことで、全世界に投資できる夢のような商品です!

「どの国が成長するかわからないから、もう世界まるごと買っちゃえ!」というイメージですね。

国・地域別比率は‟先進国86.7%、新興国が12.4%“となっています。

その中でも、アメリカが全体の約6割と大きなウエイトを占めています。(下グラフ参照)

約2年3か月でプラス32%のリターンを出しており、これからも成長が期待できるところです。
先進国より新興国のリターンが良くなった際に、調整をしてくれるところもメリットですね!
世界中のどの国の成長も取りこぼさずに、その恩恵に預かることが出来ます!

預けたお金を運用してもらう代わりに、私たちが払う手数料を信託報酬といいます。
それがこのファンドは年率0.114%です。
具体的に言うと、年間100万円運用しても一日あたり約3円ほどです。

超安価な手数料も1位に選ばれた理由の1つですね!

(eMAXIS公式サイトより引用)

第2位 ニッセイ外国株式インデックスファンド

こちらは「日本を除く主要先進国22ヵ国に上場する大・中型株」を投資対象とした指数に連動するインデックスファンドです。

(下記グラフ参照)

純資産約2200億円、運用管理費用は0.1023%です。
GAFAMと呼ばれる「Amazon」「Google」「Facebook」などの
誰もが知っていて、今とても勢いのあるアメリカのテクノロジー系の比率が多くなっています!



(公式サイト 交付目論見書より引用)

第3位 バンガード・トータル・ワールドストックETF(VT)

イギリスのインデックスへの指数に連動を目指した商品です。
こちらもこのファンドを買うだけで、全世界に分散して投資することが可能です。

先進国や新興国市場を含む“約47か国の約9000銘柄”で構成されています。
これで、全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーしているんです!第一位のeMAXIS Slim 全世界株式は約85%ですので、カバー率でいうとこちらの銘柄に軍配があがります。
こちらも保有比率が一番高いのはアメリカで57%。

「Microsoft」や「Apple」などのテクノロジー系が上位を連ねています。(下グラフ参照)

経費率も0.08%でこちらも超低コスト、「世界をまるごともれなく買いたい」という方にオススメです!

第4位 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

こちらは株だけでなく、債券等も投資対象に含まれる、その名の通り資産配分のバランスが取れたファンドです。※債券とは、投資家である私たちが国にお金を貸して利息をもらうシステムです。

世界30か国以上の株式と10か国以上の債券に分散投資ができます。
全世界株50%、先進国債券50%という比率になっています。

世界最大級の運用会社バンガードが運用していて、

株式と債券の比率は原則として50:50ということなので、どちらかに偏りすぎることもなく安心ですね!

株式だけではリスクが高すぎるので、さらに「分散をきかせて投資したい!」という方にオススメです!


(公式 交付目論見書より引用)

第5位 ひふみ投信

ランキングで初めてアクティブファンドが登場しました!

ひふみ投信はアクティブファンドの中で圧倒的1位を誇るファンドです!

純資産総額約6382億円。ファンドの組み入れ数は260銘柄。

国内株式に9割近くのウエイトをおき、銘柄は情報通信業が一番多く組み込まれています。

「SONY」や「富士通」などの、誰もが聞いたことのある超有名成長企業に投資をしています。

こちらの運用管理費用は年率1.078%。

100万円を預けると、年間1万円以上の管理コストがかかってくるということになります。

これまでに紹介したインデックスファンドと比べてしまうと、たしかに高い印象を受けてしまいます。

しかし、運用成績は2008年以来日本のインデックス指数に圧勝!

10年で基準価額が約6倍になる優秀な成績をおさめています。

手数料を上回る成績を収めてくれるのであれば気にならない数字といえますね。

 

(公式HP ひふみ通信より)

第6位 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

こちらは第4位で紹介したセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドと同じく、株式に加え債券やリートなどにも分散して投資できる銘柄です。純資産総額は469.8億円。※リートとは投資家からお金を集めて、不動産に投資。その配当金を投資家に分配するシステムです。

見事にきれいに8つに分割されていますね!

投資対象だけではなく、国も日本・先進国・新興国(中国・インド・ブラジルなど)と均等に分割されています。

かなりバランスがとれていて、リスクが低いファンドにあたると思います。

しかし、分散が効けば効くほど爆発的に資産を増やすパワーには欠けてしまいます。

ここは自分のリスク許容度と相談して決めていきたいところですね。

 

(公式HP 交付目論見書より引用)

第7位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックスファンド

こちらは第2位のニッセイ外国株式インデックスファンドとおなじく、「日本を除く主要先進国22ヵ国に上場する大・中型株」を投資対象とした指数に連動するインデックスファンドです。(運用管理費用も同じです。)
新興国や、日本を投資対象にしたくない方にはオススメの商品です。

2017年2月に運用開始し、基準価額は約1.5倍になっています。(下記グラフ参照)

成績を着実に伸ばしてきており、これからの成長に期待できる銘柄といえそうです。

こちらも組み込み比率はアメリカが約7割を占めています。(下記グラフ参照)

 

(公式HPより引用)

第8位 eMAXIS Slim 全世界株式(日本を除く)

こちらは第一位のeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)から日本を除いたものです!

個別に日本株に投資していたり、日本の経済成長にはあまり期待していない人(=日本株に投資したくない人)が選ぶならこちらの商品ですね。

60%以上がアメリカに投資されていることが、以下のグラフからわかります!

 

(公式HPより引用)

第9位 eMAXIS Slim S&P500バランスファンド

S&P500はアメリカの代表的な500銘柄の株価をもとに算出される、とても有名な株価指数です。

これを買えばアメリカの会社全てを買ったも同然です!
近年はアメリカ一強の時代でした。ただ、過去がそうであっても未来がどうなるかは誰にもわかりません。

それを踏まえた上で「まだまだアメリカの時代が続く!アメリカに賭ける!」という方におすすめのファンドです。
米国株のみで構成されているにも関わらず、純資産総額が1706億円と巨額なことからも、

多くの人はまだまだアメリカに賭けていることが分かりますね。

(公式サイト 交付目論見書より引用)

第10位 農林中金<パートナーズ>長期厳選投資おおぶね

ここで今までと一風変わった、日本的な名前のファンドがランクインしてきましたね。和風な銘柄とは裏腹に、こちらは‟米国上場株式“を主要投資対象としています。

中長期的成長を目指すアクティブファンドです。

2017年7月に運用をスタートしてから、約3年半で基準価額は1.5倍に成長しています。

短期的な利益ではなく、長期的に利益をだしてくれる“構造的に強靭な企業”を、3つの独自の基準で選定して投資しています。(下記図参照)

現在組み込まれている主要銘柄は日用品など私たちの生活に密着した家庭用品や医薬品などが多いです。

これは景気に左右されにくいポートフォリオ(金融資産の配分のこと)といえますね。(下記表参照)

「資産形成を長期目線で考えている方」「これからも米国市場の成長に期待している方」と相性が良いファンドです!
アクティブファンドのため信託報酬は年0.99%と、と若干高めです。

 

(公式HPより引用)

まとめ

いかがでしたか?
今回は‟投信ブロガーが選んだファンドオブザイヤー2020“の上位10銘柄を紹介いたしました。

まとめ

選ばれた人気の銘柄はに共通するのは”取引管理手数料が安いこと”でしたね。
投資信託の管理手数料は持ち続ける限り、継続的にかかってきます。
なので長期投資をするなら大事な要素になるので、購入前に確認しておきたいですね。

また投資対象は”国・金融商品・資産配分がしっかり分散されている商品”がほとんどでした。
投資はやはり元本割れのリスクがあります。
少しでも‟リスクを減らしたい”という、リスクマネジメントの考えが大きく反映されていますね。

投資は「実践しながら学ぶ」のが一番の上達方法です。
初めの一歩は、しっかり情報収集した上でこのような人気の銘柄から選ぶのもありです!
是非まだ投資信託を始めていない方は、勇気を出して一歩を踏み出してみてくださいね。

この記事が皆さんのお役に立てると嬉しいです。

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